一期一会

中島みゆき( MIYUKI NAKAJIMA ) 一期一会歌詞
1.一期一会

作詞:中島みゆき
作曲:中島みゆき

見たこともない空の色 見たこともない海の色
見たこともない野を越えて 見たこともない人に会う
急いで道をゆく人もあり
泣き泣き 道をゆく人も
忘れないよ遠く離れても 短い日々も 浅い縁(えにし)も
忘れないで私のことより あなたの笑顔を 忘れないで

見たこともない月の下 見たこともない枝の下
見たこともない軒の下 見たこともない酒を汲む
人間好きになりたいために
旅を続けてゆくのでしょう
忘れないよ遠く離れても 短い日々も 浅い縁も
忘れないで私のことより あなたの笑顔を 忘れないで

一期一会の はかなさつらさ
人恋しさをつのらせる
忘れないよ遠く離れても 短い日々も 浅い縁も
忘れないで私のことより あなたの笑顔を 忘れないで
忘れないよ遠く離れても 短い日々も 浅い縁も
忘れないで私のことより あなたの笑顔を 忘れないで
あなたの笑顔を 忘れないで


2.昔から雨が降ってくる

作詞:中島みゆき
作曲:中島みゆき

昔、僕はこの池のほとりの 1本の木だったかもしれない
遠い空へ手を伸ばし続けた やるせない木だったかもしれない
あの雨が降ってくる
僕は思い出す 僕の正体を
昔から降ってくる なつかしく降ってくる

昔、僕はこの海のほとりの 1匹の魚(うお)だったかもしれない
話しかける声を持とうとした 寂しがる魚だったかもしれない
あの雨が降ってくる
僕は思い出す 僕の正体を
昔から降ってくる なつかしく降ってくる

昔、大きな恐竜も 昔、小さな恐竜も
同じ雨を見あげたろうか 同じ雨にうなだれたのだろうか
あの雨が降ってくる
昔から降ってくる

昔、僕はこの崖の極みの 1粒の虫だったかもしれない
地平線の森へ歩きだした 疑わない虫だったかもしれない
あの雨が降ってくる
僕は思い出す 僕の正体を
昔から降ってくる なつかしく降ってくる
あの雨が降ってくる
なつかしく降ってくる